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社会自立に向けた生活力を!

 

B部門(肢体不自由教育部門)の中学部では、個に応じた教育を行い、その可能性を伸ばし、自立と社会参加に向けた生活力を高めることを目指します。

 

学部の目標

 

○個々の生徒の発達段階や障害の特性を的確に把握して、一人一人の課題に応じた授業を実践し、主体的に学習に取り組み、友達と一緒に学ぶ力を育てる。

○基本的な生活習慣の確立のために、コミュニケーションの手段や自らできることを増やし、主体的に生きる力を育てる。

○様々な体験活動を通して、将来の社会参加に必要な知識・技能・態度を培い、自立に向けた力を育む。

 

具体的な方策

 

○個別の指導計画を十分に活用する。

○目標を明確にし、本人・保護者の共通理解のもと授業を実践する。

○客観的なアセスメントや自己評価、授業の記録などを活用し妥当性のある評価に努め、授業に生かしていく。

○各教科の基礎的基本的事項の習得を目指し、タブレット端末およびデジタル教材などを効果的に活用する。

○学習グループを工夫し、体験的な学習や他者との協働により人とのかかわりの中で、自己選択や自己表現を促し、自分の考えや意思を他者に伝えられる力を身に付けられる指導を行う。

○本人にとっての優先課題を明確にし、家庭や外部専門機関とも連携しながら、スモールステップで取り組んでいく。

○保護者面談を充実させ、信頼関係を築き役割分担しながら指導の充実を図る。

○中学3年間を見通し、進路指導部と連携しながら、必要な情報を提供したり、体験や見学を行ったりすることで、将来の進路選択につなげる。